事業価値とは企業が将来的に生み出す、各年のフリーキャッシュフロー全てを、現在価値に割引き、総和したものです。「割引く」時の割引率(WACC)は、企業の収益性や経営効率や事業環境、そして市場環境などに影響を受けるため、各企業毎に異なる値がつきます。◇具体的な算出式 ⇒ NOPAT ÷ WACC = 事業価値 NOPATは「みなし税引後営業利益」といい、これに減価償却費、投資額、そして運転資本の増減を足すとフリーキャッシュフローとなります。(NOPATは一部の書籍などでは、NOPLATと表現されることもございますが、同じ意味です) WACC(割引率)は企業毎の資本構成に基づいた値になっております。シェアーズではWACC計算に必要な、リスクフリーレートおよびマーケットリスクプレミアムの値については、公開しておりません。システマチックベータ値につきましても、算出手法に、様々な制約・考え方が存在します。また、昨今、その有用性を疑問視する実証研究が多く存在します。そのため、バリュエーション・マトリクスにおきまして、情報の信頼性の観点から、現状、ベータ(β)値をWACCに織り込むことを控え、基本的には、資本構成を(D/Eレシオ)元として算定しております。 なお、シミュレーション機能が付加されたことにより、自由なWACCの設定が可能になりました。(シェアーズの推奨値以外にも設定が可能です。)