シェアーズのスクリーニング機能では、3千数百社もある日本の上場企業の中から、業績が良好で成長性もあり、なおかつ実力よりも市場評価が低い割安な銘柄を探し出すことができます。独自の計算方法で算出したDCF割安度や、キャッシュフロー・マトリックス上の位置など、他にはないユニークな条件で銘柄を絞り込むことができます。
スクリーニングの条件は同時に複数設定することができます。最初は1つか2つの条件に数値を入力して、その後少しずつ条件を増やしたり、入力する数値を徐々に厳しくしたりして、絞り込むのが効果的です。
シェアーズのスクリーニングの条件は、大きく次の4つです。
DCF割安度は、シェアーズ独自のロジックに基づいて計算した株主価値と、実際の市場価値との比率で、数値が大きいほど割安と評価されます。スクリーニングの画面には、「非常に割安」、「割安」、「やや割安」、「フェアバリュー」、「割高」の5段階のボタンがあらかじめ設定されていますので、それを選択することで割安度を自動入力することができます。
DCF割安度を入力して、「以上の条件で企業を絞り込む」ボタンを押すと、該当する銘柄が一覧表示されます。
絞り込み結果は、各検索条件で大きい順・小さい順に並べ替えることが可能です。一覧表示を見て、よさそうな銘柄が見つかったら、銘柄の個別ページに移動してさらに詳細な情報を分析しましょう。また、スクリーニング結果に出た銘柄をまとめてお気に入り銘柄に追加することもできます。あとで分析したい銘柄や、気になる銘柄があったら、どんどんお気に入りに登録してウォッチしてみましょう。
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キャッシュフロー(CF)・マトリックスを条件に追加すると、事業サイクルのステージで企業を絞り込むことができます。
現状では、「安定期」に位置する企業が最も多く、全上場企業の半分程度を占めているようです。次に多いのは「投資期」で、大体2割程度が該当します。「後退期」と「停滞期」はそれぞれ約15%の銘柄が該当しているようです
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DCF割安度やキャッシュフロー・マトリックス以外にも、PERやPBRのような株価倍率を使って絞り込みを行うことも可能です。直近の利益や純資産に対する株式時価総額の倍率で絞り込み、割安・割高な銘柄を見つけることができます。
「営業利益倍率」は、直近の営業利益に対して株式時価総額が何倍の大きさかを表し、「PER」は当期純利益に対する時価総額の倍率を表します。東証の上場企業の平均的なPERは15倍から20倍程度となっているようです。目安として、それよりも大きい数字で絞り込めば割高銘柄が、小さい数字で絞り込めば割安銘柄が出てくることになります。
さらに、「キャッシュフロー倍率」は営業キャッシュフローに対する時価総額の倍率を表し、「PBR」は純資産額に対する時価総額の倍率を示しています。PBRが1倍の時には、株主資本の簿価と時価総額が等しいことを意味します。東証の上場企業の平均的なPBRは、最近では1倍に満たず、0.8倍程度となっているようです。これよりももっと小さい数値を入れて、バーゲン銘柄を探し当てて下さい。
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定量評価の指標として、「ROIC」、「売上成長率」、「営業利益成長率」、「当期利益成長率」、「自己資本比率」の条件も付け加えることができます。もちろん、これらの条件を単独で使ってスクリーニングすることもできます。
ROICは総合的な収益性の指標で、最高で40%程度の企業も存在します。30%を超える企業も非常に少なく、10%超でも比較的収益性が高いと判断できます。10%未満の1ケタ台の銘柄が多く存在するようです。
企業業績が伸びているかどうかの条件を加えたい時には、売上成長率・営業利益成長率・当期利益成長率に数値を入れて絞り込みましょう。例えば、売上が減ってきている企業を除外したい時には、売上成長率を0%以上として条件を追加するのが効果的です。
また、投資家やアナリストが最も注目しているのは最終利益、つまり当期純利益の成長性で、その増減は株価変動に直接的な影響を与えます。今後株価成長が期待できる銘柄を選ぶために、当期利益成長率がプラスという条件を付け加えておきましょう。
このように条件を入れて絞り込んだ銘柄は、高い収益性と成長性を備え、なおかつその実力がまだ市場で高く評価されていない「掘り出し物」となるでしょう。