利益や純資産などの財務の数値と、実際に市場で付いている株価を比率で表わしたものが株価倍率(マルチプル)です。
また、いくつかの指標を同時に比較することで、市場の評価がどのようなものなのかが見えてきます。シェアーズでは、次の指標を比較することができます。また、競合との比較も可能です。
企業が事業に投下する資本と、営業利益を比べています。
考え方としては時価総額(株主資本の時価)に有利子負債を足し、そこから現金を控除したものをEV(企業価値)と定義します。あとは、EBIT(営業利益)と比較して評価します。一般的には、投下した資本が、営業利益の8~10倍より小さいと割安です。
当期純利益に対して株式時価総額が何倍あるかを比べています。 企業収益に対する市場の評価の仕方が分かります。
PERは、1つの銘柄・1時点の数値だけにはあまり意味がありません。PERは絶対的な尺度ではなく、他との比較に利用するモノサシのようなものです。例えば、ある銘柄の過去平均的なPERと比較して、現状は安いのか高いのかを見たりするのに使用します。また、同業種の銘柄や市場規模が同程度の銘柄とでPERを比較するのも参考になります。
PERの水準はどの程度が高くて、どの程度が低いと言えるのでしょうか。実は、それには絶対的な水準がありません。高成長が期待される新興企業であれば、市場からの期待がどんどん膨らみ、PERが数10倍から100倍を超えるようなことも起こります。さらにそのようなPER水準でも買い続く流れが起きたりします。逆に、PERが5倍以下程度に低迷していても、誰も買い拾いに行かず、そのまま低迷し続けることもあるのです。
一般的には、時価総額が、純利益の15倍より小さいと割安と言われています。 PERが大きければ、ある純利益の水準に対して市場の評価が高いということを意味します。
キャッシュフローと時価総額を比べています。
純利益が出ていても、実質の稼ぎ(営業キャッシュフロー)がマイナスの可能性がありますので、PERとキャッシュフロー倍率は同時に確認することが必要です。考え方としては、PERと同じく企業収益(ここではキャッシュフロー)に対する市場評価が分かります。
これらの倍率も、PERと同様に過去平均的な数値と現状を比較したり、類似企業の数値と比較したりすることで、割安・割高を分析するのに使うことができます。
純資産と時価総額を比べています。
簿価の株主資本と時価の株主資本とを比べ、市場が企業資産にどのような値付けをしているかが分かります。PERと同じくらい有名な指標です。
シェアーズでは、この倍率評価を使って、競合と比較することもできます。同業種の銘柄や市場規模が同程度の銘柄と比較することで、その水準が見えてきます。
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