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株式投資コラム

投資における二つの軸

いざ「投資をしよう」と決めても、知識がないうちは何から手を付けて良いのかわからず、手探り状態になってしまいます。投資家の多くは、「株価のチャートを見て上がりそうな株を買う」という行動を取るようです。そして実際、日本の投資家の90%は、3カ月以内に株を売買するといわれています。

しかし、短期の株価を予想することはきわめて困難です。株価を動かす変数は、それこそいくらでもあります。複雑に絡みあうそれらの要素を読み切るのは、本当に難しい。世界各国の市場は複雑に関連し合っているから、企業業績に関係なく ニューヨーク市場に連動して株価が乱高下することだってあるのです。

短期に株を運用して儲かったとしても 株価の動きの根拠を読むことができないのであれば、それこそ「運」に過ぎず、再現性はないのです。再現性がないことを繰り返しても、継続性に欠けてしまいます。

私たちはなぜ株式投資をするのでしょうか? もちろん、99%の人は、リターンを得ること、と答えるかもしれません。ですが、投資とはそのような単純なものではないと思います。

プロの投資の世界では、利回り(%)こそがすべてであるのかもしれません。しかし、個人で運用をしている場合に大事だと思うのは、投資対象とする会社に対する主観です。つまりその会社が好きで、共感できるか、という視点だと思います。

そこで、私たちがおすすめする投資の手法は以下の2つの視点で投資判断をすることです。  

  • 1つ目「その企業の価値に対して株価は割安か?」という経済合理性の軸。
  • 2つ目「その企業を理解し、自分自身が “共感”できるか?」という自分の価値観の軸。

一言でいえば「好きなものを安く買う」ということです。スーパーで野菜を買う主婦がいつもやっていることと同じですが、いつも100円のニンジンが50円になるのとは違い、株の場合は何が安いのかがまず分かりません。

企業が割安かどうかについては、ディスカウンテッド・キャッシュフロー法を用いて分析します。しかし、ともかく手っ取り早く企業の価値が知りたいという場合は 企業価値評価システムや証券会社のスクリーニング(検索)システムを使うのも1つの手です。

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